同友会南勢支部講演「ニッチトップ戦略」
昨日、伊勢のいせトピアで行われた中小企業家同友会南勢支部の例会で講演をさせていただいた。
自分自身も同友会メンバーなので通常の講演とは違い発表に近い内容にした。
豆腐の実演も体験もやろうということになり火気の扱いの関係で急遽調理室での講演となった。
事務局も勝手が違うため苦労していたが調理実習みたいなのりでやろうといことで面白くやらせていただいた。
同友会という組織の面白いところは「弱みを見せれる強み」というものがある。
特に三重の場合はその風土が強いと思う。これが他の組織と少し違うところだ。
良いことも悪いこと(強み弱み)もある程度開示することでお互いの信頼関係がうまれる。
なかなか同業者等の集まりなどでは業務を意識して本音で話がしにくい。
組織も人間関係も同じであるが「take」だけを求めると得るものは限られる。
「give」を先行する「自立」と「相互依存」の精神が肝要だ。
以前、宮城同友会にも呼んでいただき仙台でお話をさせていただく機会を頂いた。
これも何年か前に新潟の同友会の全国大会でお話させていただいたことがきっかけで宮城の総会で声がかかった。
立派な経営者が大勢いる中、見栄を張ってもしかたがない。
実際の苦労話や変化に対する考えなどをありのままに話すと熱心に聴いていただいた。
しばらくしてこれがご縁で今度は気仙沼からもお声がかかった。
気仙沼のおいしい魚介を食べたかったが残念ながら海外出張でスケジュールが合わずキャンセルさせていただいたがネットワークはどんどん広がっていった。
今回の大震災ではこれらで知り合った宮城同友会の方々の顔が頭をよぎった。
火の海になっている気仙沼を見たときは胸が引き裂かれる思いだった。
今 我々は東北の業者さんの製品を応援買いできる仕組み作りの準備を進めている。
サスティナブルな支援、復興のお手伝いができる方法考えていきたいと考えている。