韓国ぶらり旅
今年も残り少なくなった。先月韓国に出張した際の画像を整理していたら
韓国の京尚北道の取引先を訪れた時の画像がでてきた。
工場視察をした後 地元の観光スポットにいった。
取引先が地元の観光開発にも尽力しており、なにか開発よいアイデアはないかということで
見に連れていったもらうことになった。
人口も2万人余りの農村部であるが 役場や郡の施設は立派な建物であった。
日本人に縁のある場所ということで「花本」という駅のある蒸気機関車用の給水塔に行った。
25m程度もある立派な建築物で、昔の日本人が作ったものらしい。
当然現在は使われていない。
以前はいろいろな地域にあったようだが現在韓国でも残っているのはほとんどないという。
日本に対するネガティブなイメージもあるからだろうか
しかしながらここでは観光資源として利用していた。
「花本」という駅名は 地元の開発委員長の話によると当時日本と韓国の融和を考え名づけられたらしい。(たぶんそういう説明だったと思う)
近くには日本人が建てた住居も残っていた。
昔の小学校になりそうな造りで確かに日本的な匂いのする佇まいであった。
次に韓国の古い住居を訪れた。当時の実力者の住居で現在も宿泊施設として使われているという。
昔はオンドルも温水式のパイプを敷き詰めたものではなく薪などを燃やした煙道を利用して床を温めていたことを知った。
庭の軒先に興味深いものが置いてあった。木製の豆腐用の型箱である。
地釜もあり日本の昔の豆腐作りの道具とよく似ている。
あらためて近い国であることがわかった。
この古い住居をでる時 なななんと「南川古宅」という石碑が入口にあった。
もしかして私の先祖の住居?
父方も母方も江戸時代までさかのぼっても日本人のはずだが・・・
三重県の一部地域では南川という苗字の人は結構いるが
もしかして南川の祖先は渡来人だったのだろうか?弥生時代だろうか大和朝廷のころか
いろいろ空想を広げたがよくよく聞くとどうも南川という人の家ということではないらしい
それにしてもあまりの偶然なので なにかのご縁と思い記念撮影