上海外灘(ワイタン)バンド地区

2013年7月22日 @ 05:07 PM
minamigawa

外灘(ワイタン)バンド地区 中山東一路沿いの風景は古い風景が失われる上海にあって趣がある地域。浦東地区の高層ビル街も刺激的であるが浦東側から見るバンドは何かロマンを感じて個人的には数段趣があってよいと思う。世界遺産が無い上海において唯一候補といえる地域だとか

 

昔の上海租界地区と呼ばれる地域で19世紀後半から20世紀前半に建設された西洋式建築物が建ち並んでおり観光地や高級ブティックやレストランも並んでいる。

黄浦江を見渡すこの地区に歴史的にも有名な伝説的なホテルが2つある。和平飯店と上海大廈だ。和平飯店は1929年上海大廈は1934年と歴史は古い

先日の出張で上海大廈にお伺いして総経理や料理長さんなどとお打ち合わせさせていただく機会に恵まれた

上海大廈では以前 萬来鍋や豆乳などを購入いただきレストランでできたて豆腐を宿泊客などに提供していただいていた。

震災以降原料の豆乳が輸出ができなくなり多大なご迷惑をおかけしてしまった。

今回はそのお詫びも兼ねて訪問した。地元中京テレビさんお密着取材もあり撮影も快く了解してくれた。

丁寧に事情を説明して現在の供給体制をご説明したところ再度メニューに検討してもらえるようになった。

原発事故以降の諸問題にも理解を示してくれた。ありがたい話である

 

もう一つ上海でも有名なホテルで政府系の高官なども宿泊する虹橋迎賓館にも訪問し料理長と打ち合わせすることができた。こちらも鍋や豆乳をご採用いただいていたが震災以降ご迷惑をおかけしてしまった

お詫びと合わせて新しいメニュー提案などをしたところ大変気に入ってくれた。鍋のメニュー以外にもデザートや他の用途でも提案していくことになりこちらも再開の見通しがでてきた。

他にも5つ星ホテルを中心に採用していただいた有名ホテルが上海市内にはいくつかある。これから地道にまわって信頼回復に向けて頑張るしかない

 

思えば輸出が停止してから商標ブローカーに先行登録されたりコピー品などの問題が発生し悩まされ続けてきた。まさに中国市場は「泣き面に蜂」の状態であった。

いつまでの泣き言をいっていてもはじまらない。ピンチをチャンスに!

明日から今月2度目の中国出張上海、福建、香港と周る予定、

ビジネスモデルを立て直して再挑戦だ。

 


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