健康寿命
2011年8月26日 @ 06:08 PM
日本人の平均寿命がなぜ長いのかこれまでいろいろな国の人たちと議論をしてことがある。
医療制度や設備の充実、食、社会環境などなどいろいろ意見がった。
そんな中 先日新聞に興味深いコラムが掲載されていた。
内容は次の通りだ。
WHOでは平均寿命から介護などが必要な期間を差し引いたものを
健康寿命と定義しており日本がやはり世界一らしく 健康なお年寄りが多い国のようだ。
内閣府の意識調査でも65歳以上の80%近い人々が自分の健康状態を
「よい」または「普通」と答えているらしい
ところが「高齢者が医療機関を年に何回利用するか」について
経済協力開発機構(OECD)のデータでは 日本13回、フランス6回、英国5回、米国4回と
意外な数字並んでいる。
健康なはずの日本がなぜ?疑問に感じる数字である。
日本では検査通院なども含まれており、検査による安心感が健康意識を支えているのではないかと
は書かれていた。
日本では予防を徹底させることで結果的に医療費の負担を未然に防いでいる面もあると書かれいた。
この点については若干疑問が残る。
国民すべてをカバーするすぐれた医療制度を日本はもっているが、必要以上に医療費を使うリスクも否めない。
高齢化が進むにつれて確実に医療コストは毎年上昇し、国の借金は増大していく
明日の世代に先送りではすまされない
耳障りのよい話に惑わされず国民一人一人が健康寿命について真剣に考える必要がありそうだ。