日本企業の強みと弱み
2011年10月6日 @ 05:10 PM
学生時代(80年代)ゼミで日本型企業モデルの優位性について学んだ。(あまり勉強してなかったが)
年功序列や終身雇用といった特徴が欧米企業よりも優れた日本の企業の経営強みであるということだった。
日本のモノつくりといえばトヨタ生産方式に代表される徹底的の無駄を排除した効率的な生産方式が有名だ。
多品種対応力や多機能を付加した商品は世界を席巻していた。
80年代はこんな時代だった。
トヨタ生産方式は海外でも研究が進みリーン生産方式として世界中に広がっていった。
韓国などアジアの工場ををいくつも視察したがリーン生産方式を積極的に取り込み
日本のアドバンテージは明らかに少なくなっていると感じた。
バブル崩壊後失われた10年とも20年ともいわれるが80年代あれほど優れているといっていた
年功序列や終身雇用も日本的経営の弱みであるかのようにいわれるようなった。
無駄をなくした効率化の追求だけでは海外では勝負ができなくなっている
高い人件費や法人税、主要国との経済連携も進まず高い関税そして超円高が国際競争力を低下させている
為替の問題が解決できればかなり好転すると思うが
価格競争とは違った差別化戦略が重要になってきている。